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まる子ムの生息地です。本読んだりゲームしたり。

ニューロマンサー/ウィリアム・ギブスン、黒丸尚訳/1986

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)


電脳空間→サイバースペース
氷破り→アイスブレーカー
記憶→メモリ
素子→チップ
迷光→ストレイライト
情報→ゴー・トゥ
擬験→シムステイム
電極→トロード
没入→ジャック・イン
離脱→ジャック・アウト
転→フリップ
出入り→アクセス
仕掛け→ラン
紡錐体→スピンドル
渇望→デシデラータ
膚板→ダーム
自由界→フリーサイド
冬寂→ウィンターミュート



読んでる最中は常に「この単語は人名なのか?場所の名前なのか……?」みたいな状態でした……
造語のオンパレード&独特の文体で難しかったです。
そういえば会話文に!や?が一切出てこなかったな。


ケイスのイメージ(?)の、蜂の巣を火炎放射器で焼くところがなんか…すごかったです。
あとは麻薬をやってるところ。タマヒュンでした。

「名前はなんだ。チューリング暗号(コード)は。なんなんだ」
ニューロマンサー
と少年は、切れ長の灰色の眼を、昇る朝日に細め、
「この細道が死者の地へとつながる。つまり、あんたが今いるところさ。お友だち。(中略)ニューロは神経、銀色の径。夢想家(ロマンサー)、魔術師(ネクロマンサー)。僕は死者を呼び起こす。(中略)ぼくこそが死者にして、その地」

2回目読むときにはもう少し理解できると思います。