CF班

まる子ムの生息地です。本読んだりゲームしたり。

ターミネーター3/ジョナサン・モストウ/2003

ターミネーター2』から10年後の2004年。“審判の日”は来なかったが、ジョン・コナーは逃げるように各地を放浪していた。ある日、中学時代のクラスメイトの女性ケイトと偶然再会する。するとその場に、女ターミネーターが2人を殺しにやってきた。同時に、T-101型のターミネーターT-850も現れる。彼の任務は『ジョンとケイトを生存させること』。世界の終末は回避したのに、なぜ2体のターミネーターは現れたのか。




※以下、ネタバレめっちゃあります








【胸熱シーン】


・女ターミネーターT-X登場
未来から送り込まれて来たのでもちろん全裸です。お美しい…。「いい車ね」「いい拳銃ね」と不敵な笑みを浮かべながら街行く人を殺害&装備を強奪。


・T-850登場
レディースナイトのバーへ全裸シュワちゃんが突入。女性客熱狂。ドル札が舞う〜〜
ステージ上の男性ストリッパーから平和的に(?)服を奪う。ポケットに入っていた星形のサングラスを真顔でかけてやめる。
シリーズ恒例の車泥棒をして、車内で2004年に時間を同期←このターミネーターの視界の赤いやつかっこいい。


・T-Xの血液分析
血液を舐めるとその人間が誰かわかるようです。某アンドロイド捜査官と一緒!


・ジョン・コナーの前にT-850が現れる
煙る視界の中、ショットガンを構えたターミネーターがやってきた。なぜ奴がここに!?
「殺すのか?」
「違う。生きてもらう」


・カーチェイス
白バイT-850 vs 超特大クレーン車T-X
壊してなんぼの美学が炸裂。クレーン車のクレーンが電柱をなぎ倒していくシーンはすごかった…
最後はT-850がクレーンのワイヤーをマンホールに引っ掛けてT-Xの追跡を振り切る。クレーン車お疲れさまでした!!!


・車内で現状説明を聞くジョン・コナー
運転席にT-850、助手席にジョン、荷台に暴れるケイトを閉じ込めて逃げているシーン。カーチェイスを経て、まずT-850に目ん玉をこじ開けられて覗きこまれる。無事の確認方法が雑w
愛着のあるT-800とは別個体だと知らされ「また一から教育かよ…」とため息。そしてT-Xの高性能ぶりを聞かされる。
「でも、ブッ壊せるだろ?」
「ムリだ。私は旧型のマシーンだ。T-Xはスピードもパワーも知性も優れている。優秀な殺人マシーンだ」
「彼女は対ターミネーターターミネーター、クソ冗談だ……」


・ガソリンスタンド
ガソスタ併設のコンビニで食料を調達するT-850ほんま!!好き〜〜〜!!!カゴに入るだけ突っ込んでいく…飴ちゃんとか箱ごといってる…そしてサングラスも入手。当然のようにお金を払わずに退店。


・ケイトを説得
ジョンがトラックの荷台に乗り込み、「誘拐、意味不明、婚約者の元に帰して!」とわめくケイトに現状の説明をする。
コンコン→トラックの除き窓がスーって開く
ジョン「僕は誰だ」
T-850「人類抵抗軍のリーダーで人類最後の希望」
スー…パタム(窓が閉まる音)
この一連の流れクッソ好き〜〜〜!!!!


・墓地にて〜シルバーマン医師〜
武器を調達したはいいがケイトが逃亡、警察に保護される。するとそこに『2』でサラ・コナーに危うく洗剤を首にブチ込まれそうになったシルバーマンさんが登場!!!!これは〜〜〜アツい〜〜〜〜!!!!!!
「殺人マシーンが…世界の終わりが…」と話すケイトにシルバーマンさん「ショックを受けるとありえない妄想をしてしまう。そして忘れるのに何年もかかる……」←自分もトラウマになってる〜!w
そして絶妙のタイミングでT-850が銃撃を受けながら登場。シルバーマンさんはその顔を見たとたん、恐怖に駆られたようにどこかへ逃げていった…


火炎放射器のためし撃ちをするT-Xの引きの映像
霊柩車で逃げるジョン一行を取り逃がしたT-X。ボディ内蔵の金属カッターのような武器が損傷したため破棄。代わりの火炎放射器を道路の真ん中に突っ立ってためし撃ちする。たちまち燃え上がる横の木。様子を見ていた通りすがりのドライバー全力逃亡。


・異性間の感情は専門外のT-850
ジョンとケイトは将来子どもをつくり、その子が抵抗軍の重要な人材になると聞かされる。
「僕と彼女のこと、本当?」
「疑うのは不合理だ。彼女は充分に子作りができる」
ズレた回答をするT-850にジョンが呆れていると
「人間の異性間の感情はデータベースにない」


・自殺しようとするジョン
スカイネットの人類への核攻撃が2時間後に開始されるとT-850。スカイネット開発者のケイトの父親を救いに行けば、望みはあるかもしれない。
ジョンは銃口を自分の頭につきつけて、T-850に指示に従うよう迫る。
「瞳孔の開き具合、皮膚の温度、筋肉の動き、83%の確率で君は引き金を引かない」


・あなたはなぜ人間の味方をしているの?とケイトが訊ねる
「抵抗軍に捕獲されプログラムを書き換えられた。本来の機能は人間の暗殺だ」
「じゃ、本当はこの任務が失敗しても気にしないの?私たちが殺されても関係ないの?」
「(微妙な間)君たちが死ねば、私は必要ない。存在する理由が消える」



・最新型T-X VS 旧型T-850再び
男性用小便器でぶん殴られても、洋式便所に顔を突っ込まれても、お美しい顔をしたままのT-X。ここのアクションシーンどうなってんだ?(すごい)
しかし力の差は歴然。T-850は追いつめられ段差の上に転倒。段差は!だめ~~~~!!!!!!!そしてフラグ通り首もがれてT-850機能停止。T-Xに内部のシステムをいじられる。


・ジョンを殺そうとするT-850
CPUは無事だが身体機能を制御できないT-850がジョンを投げ飛ばし、殺そうとする。ジョンは死にそうになりながら「君は迷ってるんだろ?」と感情に訴えかける。
「私に意志はない。私はマシーンだ」
ここすごくいいシーンだよ……
「お前の任務は!?」
「ジョンとケイトを生存させること」
「任務を捨て去るつもりか?」
「私にはできない」
「知ってるはずだ。僕の運命を」
『抹殺』と『中止』の間で激しく揺れ動く。やがてT-850は自身でシステムを強制シャットダウンさせて動かなくなった。



・T-850は最期までジョンとケイトを守る
スカイネット中枢部だと聞かされてやってきた場所。しかしT-Xがしつこく追いかけてくる。強化防護扉が閉まりそう……!ここに、金属骨格が体の半分以上剥き出しになったT-850が登場。体を滑り込ませて扉が閉まるのを阻止する。
こいういやつ…心臓がシンドイ…もう助からないやつや…ボロボロになってでも任務を遂行しようとするマシーンつらい。
下半身だけになったT-Xがまだ追いかけてくる。T-850は自身の水素電池を抜き取り、T-Xの口の中へ押し込む。

「You are terminated.」

爆発が起こり、二体は破壊された。


・政府要人核シェルター
行きついた場所は、30年前のコンピューターしかない核シェルターだった。
「あいつはなぜ黙っていた?なぜ僕らをここに連れてきた?」
「生かすため。それが彼の任務」
施設の通信が次々と鳴り出す。「核攻撃を受けた、応答せよ」
審判の日は避けられなかった。ジョンはマイクを取る。
「そこの司令官は誰だ?」
「私だ」


~fin.~