CF班

まる子ムの生息地です。本読んだりゲームしたり。

筆を折るそのときは、えろの終焉である

私はエロを書きたいがために話を書く。それは断言できる。なぜか。自分の性癖に100パーセント合致したエロい文章を読みたいから。(おこがましいにも程がある。ヤバイ)そして支部はえろい小説を求めて徘徊しまくっていたので、自分が創る側になったら単純にエロが増えてめちゃくちゃ素晴らしいことなのでは?と、自意識過剰も甚だしいがそう思っているから。(おこがましいにも略)

 

でも、でも……エロを書くのはちょーーーーーー時間がかかる。なんでやねんってぐらい。モブレ大好きマンなんですが、以前書いた、少し長めの900ぎゃびんのモブレシーンは確か、推敲を含めると半月近くかけて書いた。書いては直し、削っては加え、また削り……と、もうモブレ書きたくねーわと思うまで、凝りに凝ってしまった。(完成度はさておき)全体を書いた総時間より長くかかってるよ。なんでじゃ。

 

時間がかかる理由。それは、エロい単語やエロい気分を立ち上がらせる文章を、それが内包する意味だけでなく、視覚情報として取り込んでいるからじゃないのか?と思うようになった。単語そのもの、文章の羅列を、エロいイラストを見るようにな感じで……

 

例えば、「たかぶる」という単語、漢字では「高ぶる」「昂ぶる」と書くけど、なんか後者の方がえろい。「興奮」も、「昂奮」の方が、ぞくぞくしてそう。……というように、好みの言いまわしとか表現に凝りはじめるから時間がかかるんやな多分。

 

でも、時間をかけずに勢いだけで書いたえろも、あとから見返してみるとけっこうえろいやん…だれが書いたんや?自分かー!自分、好みの性癖完璧にわかってるやん、さすが!と嬉しくなる瞬間がある。(バカでしかないが、時間をかけなかったら印象が薄くすぐに内容を忘れるため)


つくづくおめでたい脳みそやなと思う。