もうわからないからこどもようのやつをよむけどさらにわからなくなるてんまつ
自分ってなに? 意識? 自我? 青春?
児童向けの哲学の本に手をだしたけど、自分という字がゲシュタルト崩壊した。
本自体はやさしく書かれている。画家、探検家、作家、心理学者、哲学者の6人がそれぞれ「自分とはなにか?」を子どもに教えるような形でつづっている。
何人か自分の成功体験談を書いている人がいて、「きみたちもこんな人生を送るために努力しなければならない」みたいなメッセージでしらけた。それは自慢であって、 “自分” の説明になっていないよ。
作家の三田さんの説明がよかった。いくつかの小説を紹介して、人間とはなにか、突き詰めて自分とはなにかを提示しようとしている。
取り上げられたのは、ツルゲーネフ『初恋』、夏目漱石『それから』、ドフトエフスキー『罪と罰』、志賀直哉『和解』、パスカル『パンセ』
これから書くワンライで話の展開上書かざるをえなくなった「自分とはなにか」。
急いで読んだけど、答えが見つからないまま、もうすぐ開始時間。頑張る。