CF班

まる子ムの生息地です。本読んだりゲームしたり。

MR.Robot シーズン3 「5.ランタイムエラー」

ちょっと演出が凄すぎて興奮が収まりません。1話まるまる1本長回しでした。45分間がすべてワンシーンなんです。しかも静かな対話シーンとかではなく、めちゃくちゃ動きのある逃亡シーンです。こんなことできるんや…サム・イスマイルさん凄すぎる。圧巻です。

舞台は暴徒化した市民に襲われるEコープビル内です。ヤベェと思ったのが、世間で起きている出来事をエレベーター内のテレビのニュースで見せるという手法です。途中から視点人物がエリオットからアンジェラに変わるのですが、その切り替わりのつなぎはなんと暴徒化した市民がエレベーターに乗って上階を襲いに行く様子を描写するというものでした。アイデア賞〜〜!アンジェラが指令を実行しようとして突っ走るシーンは、部屋とキャラを俯瞰で見て密室間を移動していました。すごい。文章がへぼすぎて伝わらないと思いますが、とにかくすごかったです。

 

国連安全保障理事会

中国によるコンゴ併合

イーコープ前のデモ激化

HSMでバックアップをとるよう指令を受けるアンジェラ

アーヴィング

 

ビルの中で暴徒化した市民から逃げる様子はまるでバイオのようでした。今気づいたんですが、アンジェラめちゃくちゃ綺麗ですね?透き通るような美女とはこのことだなと思いました。最後の方に催涙スプレーの巻き添えを食らってパンダ目になっちゃってたんですが、それでも綺麗でした。終始張り詰めた顔をしていた彼女は最後に堪えきれずに泣いてしまうんですが、そこのシーンが切なすぎて胸がぎゅうっとなりました。アンジェラ…好き…!がんばってほしい…!

 

 

 

 

そして私は決めました。好きな作家さんにはどんどん感想を送ろうと(今更)感想くださいなどと言っておきながら、自分ではいつも好きな作家さんに長文の頭おかしい感想文をしたためて、送る前に読み直して正気に戻りこれは気持ち悪がられるやつや…とびびって消去していました。実際に書いてるのにそこでなんで送信ボタンを押さないんだ過去の自分!?これではあかんと思い直した次第です。とりあえず今日は勇気を出して匿名で好きな作家さんに感想を送りましたが緊張しすぎて手がふるえて3回ぐらい送信ボタンを押してしまったかもしれません。感想送るのめっちゃこわい…あの名文「感想を書いて作者に送ることは創作活動に参加している」というのが実感できた一日でした。それにしても匿名っていいな…匿名でたまに暴言をぶつけられてはムカついていましたが、実際送るとなると気持ちを伝えるハードルがぐっと低くなるような気がします。たしかにこれなら誹謗中傷も抵抗なく送れるわ、と送信者の気持ちを垣間見た気分でした。同時にこの異常なあがり症なんとかならんのかな…と改めて落ち込みましたが、萌えを与えてくださる作家さんにはこれからもめげずに糧になるような感想を送りたいと思います。